「来るの遅い」と叱責=受注あいさつに小沢氏秘書−水谷側へ1億円要求・裏献金問題(時事通信)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件に絡み、計1億円を同会側に渡したとされる中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の元幹部が「受注前に小沢事務所にあいさつに行った際、『来るのが遅い』と秘書から責められた」と、東京地検特捜部の事情聴取に供述していることが15日、関係者の話で分かった。供述によると、小沢氏側はその後、計1億円を持参するよう元幹部に要求したとされる。
 水谷側との窓口になったのは公設第1秘書の大久保隆規被告(48)=政治資金規正法違反罪で公判中、同法違反容疑で逮捕状=とされ、特捜部は同被告に2度目の聴取を要請したが、同日までに応じていないという。
 水谷元幹部の供述などによると、「胆沢ダム」(岩手県奥州市)関連工事の入札前年の2003年、工事を下請け受注できるめどが立ったため、元幹部は受注の邪魔をされたくないという思いから、業者選定に影響力を持つとされる小沢事務所へあいさつに行った。
 応対した大久保被告から叱責(しっせき)を受けたことから、元幹部は同年から04年にかけて、同被告を複数回、東京・向島の料亭で接待した。大久保被告はその後、二つの工事で各5000万円、計1億円を提供するよう、元幹部に要求したという。
 元幹部は、両工事の受注直後の04年10月と05年4月に、受注の謝礼として、石川知裕容疑者(36)と大久保被告にそれぞれ5000万円を渡したとされる。
 特捜部は、最初に提供された5000万円が、陸山会の土地購入に充てられたとみている。一方、大久保被告と石川容疑者は、資金の受け取りを否定している。 

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by iiyqa6bye1 | 2010-01-20 12:37